こんにちは、ヒカリです。
皆さんの職場にはいませんか?上から目線でものを言う上司、部下をバカにする上司、嫌味を言ってくる上司、上司だけでなく、同期、後輩、もっと身近であれば家族、友人などさまざまな人たちが自分に向けて嫌な言葉を発してくる…言い返すと相手と関係が悪くなりそうだし、かといって黙っているのも腹の虫が収まらない。葛藤した末に我慢した結果、ストレス発散に暴飲暴食、爆買い。最悪体を壊す、うつになるなど自分は悪くないのにストレスが溜まって苦しい状況になってしまう。辛いですよね。
反撃されるのは怖いし、黙っていたらそのうち向こうも言わなくなるだろう
こんな風に以前の私は思っていました。解決方法は自分が無視するか、黙って状況に耐えるか、それしかないと思っていたんです。
でもこれは間違った解決方法でした。ではこれからその正しい解決方法と、具体的対策方法をお伝えします。これを読めば、一つ自分に武器ができたのと同じです。ぜひ自分の武器を手にしてストレスない日々を送りましょう。
目には目を
結論を言うと、黙って我慢するや、無視するは本当の解決にはなりません。むしろ、相手にとってあなたが「何を言っても許される相手」になりかねません。相手はつけ上がってさらに嫌み、悪口を言ってくるでしょう。そんな相手には、「目には目を」作戦でいきましょう。相手から嫌なことを言ってきたら、自分もやり返す、でもそれ以上は争わないことが重要です。
注意することは、あなたからではなく、「相手が何か嫌なことを言ってきたら」反撃するようにしましょう。あなたが「嫌な人」になるのは避けたいですよね。
反撃開始
反撃開始①
では具体的にどうやって反撃したらいいのか、3つあります。
まず1つ目、「オウム返し作戦」です。
暴言や嫌味を言ってくる人には、そっくりそのまま相手が言った発言を冷静に言い返してあげましょう。例えば上司に、「お前はほんとに子どもみたいな考えしかできないんだな」と言われた場合、「子どもみたいな考えですか…」
敵対心むき出しにしてくる友人に、「こんな安っぽい服着てくるとかどうなの?」と言われた場合、「安っぽい服かあ〜(苦笑)」と言う具合にです。
相手が言った言葉を相手に聞かせることで、客観的にあなたの言った発言を意識し、やってしまった感を出させることができます。それでも相手の嫌味が終わらない場合、同じように「すみません、子どもみたいな考えしかできなくて」「安っぽい服でごめんねえ〜」と言うことで相手があなたに言った言葉に対して怒っている、というアピールができ、相手もさすがにまずいと思うでしょう。
反撃開始②
2つ目は、「自分の気持ちを伝える」作戦です。
どうしても嫌な相手に言い返そうとなったとき、ついつい相手の悪いところを指摘しまいがちです。が、これはさらに相手の怒りを買ってしまうことになり、関係が悪化することになってしまいます。ではどうすればいいか、それは相手の悪いところではなく、自分の気持ちを相手に伝えることです。あなたが今どういう気持ちなのか、悲しいのか、辛いのかを正直に伝えるのです。相手はあなたの思っている以上に鈍感です。言われてはじめて気づいたりします。
実際、私の経験談があります。
私が上司に提出期限も迫っていて、上司の印が必要な書類を早めに見てほしいといった状況がありました。上司もそのことは知っていたのですが、上司も忙しいのでしょう、なかなか取り合ってもらえず、時間をあけては上司に書類を見てほしい旨の相談をしていました。ですが、なかなか見てもらえない状況が続き、私の不安は大きくなっていきました。
ある時とうとう終業間際になり、書類を見てもらえましたが、そこで上司から私の上司に対する依頼の言い方が失礼と言われたのです。私からすると、こちらから何度もアクションをとり、見てほしいとお願いしたにも関わらず、向こうが都合の良い日も提案しない上司の態度の方が失礼だと感じていました。なのに逆に態度が悪いと指摘されたのです。
私には特に思い当たることはありません。私は、何度もアクションをしたが、取り合ってくれなかったこと、提出期限があり、期限までに見てもらえるかずっと不安だったことを泣きながら上司に訴えました。その時になって、やっと上司は私の気持ちに気づいたようでした。さらに驚くことが起こったのです。なんと上司は私に謝ってきたのです。正直想定外でした。これほど相手は自分の気持ちに全く気づいていなかったのです。そこからは後腐れなく、上司と部下の関係を続けられています。
長くなってしまいましたが、このように自分が我慢していたら起こっていなかったことです。うまくおさまったとしても、自分の気持ちに嘘はつけないので、どこかで上司のことを憎んだりする気持ちがあり、仕事に支障が出たでしょう。自分の気持ちを吐き出すことは、悪いことではないのです。
自分の気持ちを正直に相手に伝えましょう。
反撃開始③
最後は「どういう意味ですか?」作戦です。
相手は人の気持ちに鈍感です。平気でグサっと刺さる言葉や思いやりのない無責任な言葉を発します。相手は軽く言ったつもりでも言われた本人側からすると悩みの原因になったりします。そうなると厄介ですよね。そんな時、相手にこう言い返してみましょう。
「それってどういう意味ですか?」
相手がそう言った理由を問いただすのです。相手は特に考えなく軽い気持ちで言ったに過ぎません。それを具体的に説明を求めると相手は虚を突かれ戸惑うでしょう。それが相手の悪いところやセクハラまがいの発言、社会的にタブーな話ならなおさらです。そうして相手に自分の言った発言を意識させることで2度と同じことを言わなくなるでしょう。例えればあなたが子どもに戻った気持ちで素直になって聞きましょう。
「それってどういう意味?」
子どもに質問されたら変なことは言えませんよね。相手も引っ込まざるを得なくなるでしょう。
覚えておきたい自分を守る方法
ここまで相手の悪口や嫌味に言い返す方法をお伝えしてきました。参考になったでしょうか?普段の生活に役立つ3つの言い返し方を伝えました。
①相手の言った言葉をそのまま繰り返すオウム返し作戦
②あなたの気持ち(嫌だ、辛い、苦しい、困ってる)を素直に伝える
③子どものように「それってどういう意味?」作戦
いざ反撃!となってもなかなか思うように言い返せないこともあると思います。相手のペースにのせられて結局言われるがまま…。大事なのは相手のペースに巻き込まれないようにすること!
まず何か言われたとしても、慌てず、動揺を見せないことが大切です。ゆっくりと、落ち着いた態度をとりましょう。
そして何も言えなかったとしても、自分だけの「勝利」を探して自信をつけること。例えば、「あの人より私の方が美人」「悪口だけ立派で仕事は私の方ができる」「噂話が好きなのは私生活で充実してないからきっと寂しい人なんだ」など相手の弱点を見つけてみて下さい。怒りでいっぱいだったのが相手が哀れに思えてきます。
逆に小さなことでも相手を過剰に褒めることも一つの手です。
褒められて嫌な気分になる人はいません。話の最後には「なるほど、わかりました。ありがとうございます!!」「〜さんのおかげで〜できるようになりました!」などちょっとしたことでもおおげさに感謝しましょう。
さらに、質問をして相手に判断を任せることで、相手も責任が芽生え、あなたを雑にすることもなくなるでしょう。もうここまできたら相手はあなたの手のひらで転がされているのと同じでしょう。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
人間関係の悩みは家庭、学校、会社などどこかに所属していれば必ず起こってくる問題です。全く悩みをゼロにすることは難しいですが、100を80に、80から50に減らすことはできると思うんです。少しでもあなたの心が楽になりますように…!
またこれは相手を言い負かすのが目的ではありません。最初にも伝えた通り、相手が嫌味や悪口を言ってきた場合の対処法です。相手を言い負かすことばかりに頭を使い過ぎず、楽しいことやワクワクすることに時間を使いたいですね。
頭の中をアップデートして新しい私になる!
今回参考にした本がこちら、マンガ版「言い返す」技術 ゆうきゆう
この本で心がスカッとした気持ちになりました。困ったことがあったらこの本があなたのお役に立つと断言できます。ぜひ手に取ってみて下さいね。
ではまた ヒカリ